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2025.09.05
ColumnFSW
【テクニカルコラム】FSWのお話①
みなさん、こんにちは
今日は当社YAMAMOTO METAL PRESICION VIETNAMが強みとするFSW(摩擦撹拌接合)についてお話します。
・起源
摩擦撹拌接合(Friction Stir Welding, FSW)の起源は、1991年にイギリスの溶接研究機関「TWI(The Welding Institute)」によって発明された技術です。
この技術は、従来の溶接とは異なり、金属を溶かさずに接合する「固相接合」の一種で、摩擦熱によって材料を軟化させ、塑性流動(高温での金属の変形)によって接合するという画期的な方法です。
2012年末にTWIの保有していた基本特許が期限切れとなり、自由に使えるようになったことで応用技術の研究が進みました。
・初期の応用例
日本では1997年に都営地下鉄大江戸線の車両(12-000形3次車)に初めて実用化されました。
その後、鉄道車両、宇宙ロケット、自動車、船舶、航空機など、さまざまな分野に応用が広がっています。
摩擦撹拌接合は、溶融を伴わないため、接合部の品質が高く、歪みや残留応力が少ないという利点があり、今もなお進化を続ける接合技術です。
次回は具体的な適用事例をもとに更に掘り下げていきましょう。
(written by So Fukui)